HOT ! 優佳良織 ゆうからおり の美しい 品フリンジポンチョ♥に近い NEXPOTALLINN_EU

北海道旭川で生まれた「美しい「優佳良織(ゆうからおり)」をポンチョにしたものです。このデザインは試作品として作成されたものなので、一品ものの希少品です(購入後に正方形タイプの大判ストールをポンチョにしました）
《優佳良織》
1962 年に北海道旭川市の染色作家・木内綾さんによって生み出されました。北海道の四季折々の美しい自然の風景を織物で表現したい。歴史の浅い北海道の伝統工芸に育てあげたい。そんな想いから「ユーカラ織」が誕生。ユーカラとは、アイヌ民族の抒情詩を表し「伝承する」という意味。一方で、この名称は時にアイヌ民族の伝統工芸品と誤解されることもあり、それはアイヌの方々に申し訳ないとの想いから、親交のあった版画家・棟方志功さんの命名で「ゆうからおり」」に改名し名カタカナ表記の「ユーカラ織」を「優佳良織」の漢字へ変更したのだとか。

優佳良織は、北海道の綿羊の毛で織られていて、羊毛の染色・紡ぎ・機織りの3工程すべてが手作業。多彩な色感を表現するために200~300もの色糸を使用し、高度な染織技法で色と色を重ね合わせて生み出された生地は一枚の油絵のように美しく色感の豊かさが表現されています。
その美しさがやがて人々の目を惹くようになり、世界的にも高い評価を受け、1978年にハンガリー国際織物ビエンナーレの金賞を受賞。その他ヨーロッパ各地で展覧会に招かれるなど、国際的な美術工芸品として認められるようになりました。また奈良の薬師寺にも奉納されています。
1987年北海道文化賞、1995年文化庁長官賞などを受賞されました。

木内さんが亡くなった後はお弟子さんが＜優佳良織＞を引き継いでいます。この作品は木内さんが存命されていた時のものです。
サイズ：丈・肩からフリンジまで97cm　60.5cm　58.3cm
使用はストールの時は未使用。ポンチョにしてからは2回使用しました。黒地に映える色合いの模様で個性的に感じます。
購入時価格は7万円でした。
お目に留まり、優佳良織にピンときた方がいらしたら幸いです。